オーガニック＆バイオダイナミック農法で栽培したハーブを使用、ノンカフェインの環境と体に優しいハーブティーです。
鮮やかな紅色のハイビスカスティーは、疲労回復におすすめです。
酸味があるハーブティーですっきりリフレッシュすることができます。
●原産国：エジプト
●加工国：日本
●内容量：40g (ティーバッグ20袋)
●取得している認証：フェアトレード認証（FLO）
原料はオーガニック認証（COAE）※商品はJAS有機登録をしていません。
●賞味期限：2026年2月
ブランドオーナーのSEKEM社は、1977年にエジプト初のソーシャルビジネス企業として設立され、今では700人以上の農家の暮らしを支えています。独自のバイオダイナミック農法に農家と共に取り組み、より価値のある製品を販売することで、農家の収入向上に貢献しています。フェアトレードと独自の開発基金（SEKEM Development Foundation）により、エジプトで様々な学校や幼稚園、職業訓練所、医療センターなどの運営を行い、現地の人々の生活を支えてきました。2003年には、第二のノーベル賞といわれるライト・ライブリフッド賞（Right Livelihood Award）を受賞したほか、2012年には、エジプトの首都・カイロ近郊の都市に持続可能な開発を実現させる人材を育成する、ヘリオポリス大学（The Heliopolis University for Sustainable Development）を開校しました。
エジプトの持続可能な未来のために。
環境を守るバイオダイナミック農法でのハーブ栽培
エジプトでは1970年代からハーブの生産が広がり、世界でも主要なハーブ輸出国となっています。砂糖などの他の農産物の生産で出た廃棄物を用いて自然の肥料にしたり、コンポストを活用して土壌の肥沃化に取り組んできました。砂漠が年々広がり、慢性的な水不足に悩む地域で、かんがい設備を整えて通常の農業に比べて40%水を削減することができる農法を進めています。また、より農業の効率化を実現するために、農家の人々へ継続的なトレーニングを実施し、知識の普及による農家の収入工場に努めています。
フェアトレードのインパクト～貧困家庭への支援と教育の推進
貧困率の高いエジプトでは、以前より貧しい家庭の子供たちが働きに出なければ暮らしていくことがままならない状況にあり、SEKEM社の農場にも「働かせてほしい」という子供たちがやってきていました。当初はこれを厳格に断ってきましたが、それにより子どもたちはより厳しい条件の仕事へと働きに行ってしまう状況でした。それを受け、極度の貧困家庭の子供向けに特別社会プログラムが作られ、子供が収入を得ながら教育を受けられるようになりました。この社会プログラムに参加が認められた子供はカモミールチルドレンと呼ばれ、朝は農場で活動し労働に見合った収入をSEKEM開発基金から受け取り、残りの時間にはSEKEMスクールに通って質の高い教育を受けます。これにより、家計を支えながらも教育を受けることができるようになりました。地域の発展も相まって、20年前には100人以上いたプログラムの参加者が、今では20人以下まで減っています。
